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角田光代 / トリップトリップ (光文社文庫)作者: 角田光代出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/02/08メディア: 文庫 クリック: 22回この商品を含むブログ (51件) を見る

角田さんのこういう感じのが大好きです。 自分も周りも冷たいくらいによく見えていて、分かっている。 カベルネさんが大好き。

舞城王太郎 / 阿修羅ガール阿修羅ガール (新潮文庫)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/04/24メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 100回この商品を含むブログ (414件) を見る

ちょっと前に読んだ。 ひさしぶりに、大きく揺さぶられました。すごい人だと思った。 サブカル臭ぷんぷん。 ギンギンに尖ってる。 なにがすごいってうまくいえないけど、なんかすごい。 音楽でいうなら、Lightning Boltみたいな感じ?

サガン / 悲しみよこんにちは悲しみよこんにちは (新潮文庫)作者: フランソワーズサガン,Francoise Sagan,朝吹登水子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1955/06/25メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 93回この商品を含むブログ (112件) を見る

日本人じゃない著者の作品を読むときはいつもなのだけど、 ちょっと読み進めるのに、力がいった。 けれど、気持ちの微妙な揺れ動きがものすごく繊細に伝わってくる ものすごい名作だと思う。 アンヌに対する感情が、ひどく繊細で、かといって、なんだか偶像…

森見登見彦 / 太陽の塔太陽の塔 (新潮文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/06/01メディア: 文庫購入: 74人 クリック: 444回この商品を含むブログ (731件) を見る

久しぶりに小説を読んだ。 久しぶりに、おおすごいと思える作品だったように思う。 最初は散歩にもならないようなスピードで、ゆっくりとしているが、 徐々に歩くスピードが早くなっていき、 気がついたら走っていた。というような作品。 芯は変わらないのに…

山崎ナオコーラ / 人のセックスを笑うな人のセックスを笑うな (河出文庫)作者: 山崎ナオコーラ出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/10/05メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 130回この商品を含むブログ (306件) を見る

対してこちらは、とても生の手触りが残った。 表題作とは別に虫歯と優しさという作品も入っているのだけど、 こちらもふわりとした感触があって、 一冊読んだ後に、大学時代の、なんだかふわふわしていた感覚がよみがえった。 いい。

三崎亜記 / となり町戦争となり町戦争 (集英社文庫)作者: 三崎亜記出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/12/20メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 50回この商品を含むブログ (325件) を見る

なんだか、いろいろ下調べがいっぱいされているんだろうなぁと思った。 そして、話自体もなんだかいろいろ言いたいことがありそうで、なんというか、 おなかいっぱいな感じになってしまいました。

山崎ナオコーラ / 浮世でランチ浮世でランチ作者: 山崎ナオコーラ出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/09/12メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 16回この商品を含むブログ (96件) を見る

丸山君枝のロールプレイングゲームみたい。 丸山君枝は人間味があるのに、他の人が与えられた役を演じているよう。 なにか迷いがなさすぎるように思った。 ただそういう人をすごいと思うだけなのかもしれない。 あこがれはしないけれど。

角田光代 / おやすみ、こわい夢を見ないようにおやすみ、こわい夢を見ないように作者: 角田光代出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/01/20メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (71件) を見る

憎しみでからだがパンクしてしまいそう。 なんでもないことで、ひゅっと抜けてしまったり、 抜けずにからだがぱんぱんのままで過ごしていたり、 普段は見てみぬ振りする憎しみがいっぱい詰め込まれた作品。 自分もそうだよなと、思い当たる節なにかしら満載…

伊坂幸太郎 / 陽気なギャングが地球を回す陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2006/02/01メディア: 文庫購入: 22人 クリック: 348回この商品を含むブログ (613件) を見る

なるほど、伊坂はきっと僕の心の少年の部分を揺さぶる。 だからワクワクする。 成瀬かっこいい。 最後の最後で、それはしょうもなさすぎるだろうと思ったところで、また裏切られた。 すごい、伊坂幸太郎。 まさにエンターテインメント

7月24日通り / 吉田修一7月24日通り (新潮文庫)作者: 吉田修一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/05/29メディア: 文庫 クリック: 16回この商品を含むブログ (48件) を見る

なめてました、映画になってたから。 読み終わってとてもさわやかな気分です。 吉田修一さんの小説に出てくる女性は嘘がなくて魅力的でいい。

長崎乱楽坂 / 吉田修一長崎乱楽坂 (新潮文庫)作者: 吉田修一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/12/22メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (38件) を見る

長崎の侠家をとりまく話。 だから、読み始めたとき、あぁ、読むの疲れそうだなぁと思っていたけれど、 確かに始めのほうはなかなか読み進められなかったけれど、徐々に登場人物たちの人間味にひかれて、どっぷりみたいな。 なにげないひとことや、なんでもな…

グラスホッパー / 伊坂幸太郎グラスホッパー (角川文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2007/06/23メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 172回この商品を含むブログ (523件) を見る

まさに疾走感。 この人のラストスパートは本当にものすごいと思う。 ラストに近づいたら、読み終わるまで本を閉じられないと覚悟しないといけないと思います。

チルドレン / 伊坂幸太郎チルドレン (講談社文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05/15メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 68回この商品を含むブログ (451件) を見る

陣内のような人には、なりたくないし、あまり関わりたくないけど、なんかあこがれてしまう。 魅力。 中途半端な嘘が嫌い、子どもは。

重力ピエロ / 伊坂幸太郎重力ピエロ (新潮文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/06/28メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 204回この商品を含むブログ (829件) を見る

『連続放火、グラフィティアート、遺伝子のルールの奇妙なリンク』 そういった話であることは間違いないのに、 そんなミステリーとか、謎解きとかそういう要素と全く別のところで面白いからすごい。 ずっしりとくる一冊でした。

絲山秋子 / 海の仙人海の仙人 (新潮文庫)作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/12/22メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 30回この商品を含むブログ (166件) を見る

自分にはファンタジーが見えるような気がするのに、まだ見たことがないから、きっと見ることができないんだろうと思うととてもくやしい。 なんとも言えんです。かりんに対する無力感とか、なんかとても生々しく痛い。 それでも、読み終わったあと、読む前と…

デザインノートデザインノート no.13―デザインのメイキングマガジン アートディレクターが魅せるロゴ&タイポグラフィ (SEIBUNDO Mook)出版社/メーカー: 誠文堂新光社発売日: 2007/05メディア: ムック購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (7件) を見る

LOGO & TYPOGRAPHY 最新号ではないみたいなので、欲しい方はお早めに。 たまたま手にとって、なんだかとても面白そうだったので購入。 とりあえずbluemarkの菊池さんが気になります。

小川洋子 / ホテル・アイリスホテル・アイリス (幻冬舎文庫)作者: 小川洋子出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 1998/08/01メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 24回この商品を含むブログ (83件) を見る

これが小川洋子節ってやつなんですか。 すごい。途中まで読んで思わずしばらく封印してしまいました。 この世界に入り込まないと読めないし、入り込みすぎると精神的にまいってしまいそう。

伊藤たかみ / アンダー・マイ・サムアンダー・マイ・サム (講談社文庫)作者: 伊藤たかみ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/10/14メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (23件) を見る

答えが欲しくて、なにもないような大人にはうんざりで。 でもはっきりした答えなんてどこにもないことに、いずれ気づいて。 気づいてしまう。 悲しみによりそうことで、少しでも自分を確かめたくて。 あぁ、痛い。 確かにこれは自分にとっても高校生や、大学…

伊藤たかみ / 八月の路上に捨てる八月の路上に捨てる作者: 伊藤たかみ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/08/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 36回この商品を含むブログ (136件) を見る

芥川賞受賞作。 やっと読みました。 なんか、ここ最近気持ちが詰まってたのを少しやわらげてくれたかも。 伊藤たかみさんは、なんてったって嘘がないのが好き。 どんだけダメダメで、ふわふわで、ふらふらでも、等身大の自分を分かってる。 そんな人ばかり。…

穂村弘 / 本当はちがうんだ日記本当はちがうんだ日記作者: 穂村弘出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/06/24メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (169件) を見る

すばらしい! 情けなさを気取ることなく(正確に言うと自然体で気取る程度には気取って)受け止めて、 それをとてもセンス良く言葉にされている。 すごい好きです。 僕もまだ人生は始まってないとかよく思います。 ただ、僕がいうと笑えない。

スラムダンク4〜7SLAM DUNK 4 (ジャンプコミックス)作者: 井上雄彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 1991/08/07メディア: コミック クリック: 2回この商品を含むブログ (10件) を見る

最近急に読みたくなって買い出したスラムダンクです。 写真は4巻。陵南との練習試合がアツすぎる。 ちゅーか普通にブックオフで立ち読みしてたら、泣きそうになりました。 高校時代(バレー部)はこれ読んで気持ち盛り上げたもんです。 やっぱ名作だなー。 …

直木賞芥川賞

アマゾンで特集ページができています。 直木賞 http://www.amazon.co.jp/b/?ie=UTF8&node=769114 芥川賞 http://www.amazon.co.jp/b/?ie=UTF8&node=769112森見登美彦さんて本屋大賞かなにかでも候補にあがってましたよね? 気になる。読みたい。最近気持ちに…

井上樹 / いちばんやさしいオブジェクト指向の本いちばんやさしい オブジェクト指向の本 (技評SE新書 007)作者: 井上樹出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2007/01/19メディア: 新書購入: 2人 クリック: 57回この商品を含むブログ (38件) を見る

javascriptがよく理解できなかったので、なんかなんとなく参考になりそうで、読みやすそうな本を買ってみました。 最初のケーキ屋とビデオ屋の例はとてもわかりやすかったのですが、途中からC言語とかしらないとついていけないような内容になっていたので、…

吉田修一 / 日曜日たち日曜日たち (講談社文庫) [ 吉田 修一 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 文庫 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 540円

ちょっと前に読んだ。 吉田修一もやっぱり面白いなぁなんてとても関心していた。 けど、今はもうどんな内容だったか思い出せない。 こういうこと思うことあるよな。あったよな。という感じでとても面白かったように覚えています。

伊坂幸太郎 / アヒルと鴨のコインロッカーアヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/12/21メディア: 文庫購入: 25人 クリック: 310回この商品を含むブログ (771件) を見る

あぁやっぱりな。 ひさしぶりに本を読んだ。 なんかすごく脱力感。なのにすごくおなかいっぱい。 なんだろ、もういっか。 とにかく、自分が悲劇のヒロインになったような気分です。 噂に違わず、やっぱり伊坂幸太郎はすごいですね。 実はまだラッシュライフ…

絲山秋子 / ニートニート作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/10/29メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (180件) を見る

わうわう!この人やっぱりすごい。 最後は本気で怖くて、早く読みきってしまいたくて、必死で読みました。 なんつーかあれだよな、本当はみんな変態だけど、普段出せないから、 みんないつもあんなに普通なのかななんて思ったりして、自分に不安になったりす…

瀬尾まいこ / 天国はまだ遠く天国はまだ遠く (新潮文庫)作者: 瀬尾まいこ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/10/30メディア: 文庫 クリック: 17回この商品を含むブログ (163件) を見る

酸っぱい。 千鶴は23歳にしては子ども過ぎるように思った。 話す言葉の選び方なんかが、もっと幼い感じがした。 しかし、そんなことより、話が進んでいくペースがとても心地よく、そんなところにすごいなと思ったわけで。

長嶋有 / ジャージの二人ジャージの二人 (集英社文庫)作者: 長嶋有出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/01/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 59回この商品を含むブログ (141件) を見る

長嶋さんの、みんな無理してない感じがとても好きです。 わざとらしくない。気づかないくらいに。 ひとまずはこの語り手の”僕”のように、些細だけど気づきにくいことに少しずつ気づいていけたら良いなと僕は思ったわけです。

小川洋子 / 偶然の祝福偶然の祝福 (角川文庫)作者: 小川洋子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/01/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (130件) を見る

やっぱり小川洋子最高です。 この文章の感じがなんとも言えん。 すごいなすごいな。 とにかくアポロが大好きになりました。

島本理生 / シルエットシルエット (講談社文庫)作者: 島本理生出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/11/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 16回この商品を含むブログ (104件) を見る

あぁ、こういう感覚、忘れていた。 もどかしくて、キュンキュンしていて、今が自分の全てだとか、 なんというか、理由とかはまったく無いのに、絶対に自分は大人にならないと そう信じていた学生時代よ、お久しぶりです。 意味も無くもどかしい。 しかし、な…