綿谷りさ / 蹴りたい背中

本当は元旦に読み終わったんだけど。
やっぱり綿谷りささんはかなりさらっと読めてしまう。
そして、面白かったかどうかといわれると面白かったのですが、変態度が足りない。
明らかに変な人の話ではあるのだけれど、内に秘めたる強大な変態度が足りない。
しかし最後までほいほいと読ませる文章はとても柔らかい。
ところどころでにな川が憎めない。