吉田修一 / 最後の息子最後の息子 (文春文庫)作者: 吉田修一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/08/02メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 45回この商品を含むブログ (133件) を見る

最後のWaterが好き。
スポーツもの、とりわけ水泳のが好きなのはどういう訳だろうか。
森絵都さんのDIVE!もすごい好きだし。
やっぱり小学校の時にやっていたからかなー。
泳いでいる時って、苦しくてしょうがないけど、なんだかいろいろと実は考えていたりして、なんだかうまくいえないけれど、変な快楽がひそんでいる。
水泳をやっていた人は、似た感情というか、思い出を持っている。
それが秘密を共有しているのを確認し合っているかのようで、むずがゆく楽しいのかもしれない。
ただ、純粋に悩んだりできるのがうらやましいだけ。それを自分も味わっているかのようで、気持ちいいだけ。かも。